☆しあわせセラピー☆
ひとりさんってね、小さい頃からいつも人に囲まれていたんです。
それも周りにいるのは愛のあるやさしい人ばかりだったから、孤独を味わったことがないの。
私がひとりっきりになるのは、おおよそトイレに行ったときぐらいなもので(笑)
耐えがたい孤独感とか、埋めようのない寂しさがどんなものか、そういう感覚がまったくわからない。想像もつかないんです。
だから、孤独とうまく付き合う方法みたいなのはお伝えできないけど、その代わり、孤独にならない生き方なら、誰よりも知っています。
私自身が寂しさとは無縁の世界に生きてきたから、それをみんなにも真似してもらえば、絶対に孤独から抜け出せると思います。
もちろん、ひとりさん流だからね。どれも簡単で、誰にでもできることばかりなので、先入観なしに楽な気持ちで読み進めてもらえたらうれしいです。
では早速だけど、まずは、孤独の正体について私の見解を言いますね。
みんなが孤独をどういうものだと思っているかわからないけど、ひとりさん的には、孤独とは「人に好かれてない」ことを意味するんです。
周りに人がいようがいまいが、心が孤立していて、なにをしても満たされない。いつも枯渇していて寂しいのが、孤独なの。
で、なにがそういう状況を生むのかって言うと、もう絶対、人に煙たがられているのが原因なんです。
なかには、「私は友達がたくさんいるし、みんな私を好いてくれます。なのに孤独です」って言う人がいるかもしれないね。
その理由はズバリ、周りにいるのがへんてこりんな人ばかりなんです(笑)
自分勝手で思いやりのない、意地悪なやつとかさ。
そんなのばかりに囲まれたって、心が満たされるはずがない。
孤独を抜け出そうと思ったら、「いい人」に好かれなきゃいけないの。わかるかい?
じゃあ、どうすればいい人に囲まれるかって言うとね。
笑顔
明るい言葉
これしかない。つまり、愛を出すことです。
孤独な人に足りないのは、笑顔と、明るい言葉なの。
それをやりはじめたら、おのずと孤独から脱却できるんだよ。
「我」ってあるでしょ?
簡単に言うと、わがままとか、ひとりよがりで相手の気持ちが考えられないことを言うんだけど。
それを笑顔と明るい言葉に変えたら、人の心は絶対に開くようになっているんです。
我を捨てて、代わりに愛を出せば、目の前の相手はどうやったってあなたのことを好きになります。
だからあったかい関係性ができるし、お互いに心が通い合う。
おそ そんな相手がひとりでもいれば、心は満たされ、孤独感に襲われることもないよ。
斎藤一人 著
『今はひとりでも、絶対だいじょうぶ』より
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