☆しあわせセラピー☆
〔みっちゃん先生〕
最近、ある人から、
「“成功者マインド”とい う言葉がありますが、ひとりさん流でいうと、これはどういうとらえ方をしたらいいですか?」という質問をいただきました。
〔ひとりさん〕
ひとりさんは、「成功者マインド」という言葉の正確な意味はわからないけど、要は成功する人としない人はどこが違うのかという質問だろうね。 という解釈で、成功する人の特徴を言いますね。
これは本当にわずかな差なんだけど、成功する人って、普通の人よりちょこっとだけ自信を持っているの。
自信満々である必要はありません。
普通の人が自分の欠点だと思うようなところでも、
「そこがかわいい」「私はだいじょうぶ」だと思えていたらいいんです。
〔みっちゃん先生〕
ひとりさんはずっと、ほんの少しの差が人生を変えるという「微差力」を伝え続けていますが、これもまさに微差ですね!
〔ひとりさん〕
その通りだよ。微差って、積み重なると実はすごく大きな差になるんです。
1つひとつの場面では取るに足りない差でも、それが何度も続くうちに倍々ゲームのように差が開いて、大違いの結果になっちゃうの。
だから、人よりほんの少しでいい。自分を認めて、自信を持ってみな。成功に大きく近づけるから。
そして今、
「自信を持つのが難しいから悩んでいるのに」
「そんなに簡単に自信が持てたら誰も苦労しない」とか思ったあなた(笑)
あのさ、あなたは自信を持つことに対して過剰に重く考えているだけなの。
ひとりさんは、難しい話なんてしないんです。
じゃあ、どうするんですかっていうと、自信が持てず弱気になりかけたときは、こう思えばいいよ。
「私は自信がないけど、そこがかわいい。そのままでだいじょうぶ」
〔みっちゃん先生〕
いきなり自信を持とうとしても難しいけど、「そこがかわいい」という控えめな表現だったら、あまり抵抗がないですね。
〔ひとりさん〕
だろ? それでも、今まで自分否定ばかりしてきた人は、「だけど私は自信がない」という打ち消しの気持ちになるかもしれない。
でもね、最初はそれでかまいません。
ただ、本心はどうあれ、何度でも「そこがかわいい」と思い続けることだよ。
脳は、同じことを何度も刷り込まれると、それが真実であると認識します。
本心から、「そこがかわいい」と思えるようになるんだよね。
そうなるとしめたもので、本当にちょっと自信が出てくる。
だから、脳が書き換えられるまで、100回でも、1000回でも、「そこがかわいい」って言い続けてみな。
〔みっちゃん先生〕
簡単なことなのに、やり続けた人にはすごい結果が待っている。
それもまた、微差力の真髄ですね。
斎藤一人 みっちゃん先生 著
『龍のように生きる』より
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