☆しあわせセラピー☆
自分に自信が持てない人は、周りの人のことが信じられないんです。
「私のこと、そんなに好きじゃないでしょ?」
「建前でつき合ってくれているんじゃない?」って相手を疑うんだよね。
でもそれって実は、相手を信用していないのではなく、あなた自身が自分のことを信じていないの。
自分自身が、自分のことをいちばん疑っている。
よく「目の前にいる人は自分の写し鏡」と言われますが、まさにその通りなんだ。
大切な人を信じたいのなら、まずは自分自身のことをちゃんと信じてあげること。
自分を愛することから始めなきゃいけないの。
私は足が短いけど、親近感があってかわいいじゃない。
最近、物忘れがひどいけど、そういうスキがあるのもいいよね。
すぐ落ち込むけど、人の痛みもわかる性格なんだって思えば、それも悪くないなあ。
・・・・みたいな感じで、自分の欠点やらなにやらかにやら全部好きになれたら、人のこともゆるせるし、信じられるようになるよ。
欠点だって、個性の一つだからね。
それと、自分を愛するって、楽しく生きなきゃいけないんです。
発展途上国で医師の仕事をしている人が、以前こんなことを言っていたんだけど。
「毎日、患者さんに少しでもよくなって欲しいという思いを支えにがんばっていますが、診察を終えると疲れ果ててしまい、自分のことが何もできません」
このかたはとても立派だけど、多分、人のことばかりかわいがって、肝腎の自分をかわいがっていないんだよね。だから疲れ果ててしまうわけです。
こういう人は、恋人を作るとか、浮気するとか(笑)、考えただけで楽しくなるような、ワクワクすることを生活に取り入れるといいよ。
人助けに命を懸けるのはすごく立派だけど、立派だけでは、聞いているこちらまで苦しくなってくるんです。
立派に生きるのはすばらしい。
でもね、「立派で楽しい」は最高にすばらしい。
立派であることの前に、まずは楽しむこと。
楽しめば心にゆとりも生まれるから、どんなに忙しくたって疲れないんだ。
自分を放っておいて、人にばかり親切にしすぎちゃダメだよ。
自分にも同じくらい親切にしなきゃ、あなたがかわいそうだからね。
斎藤一人 著
『一人道』より
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