しあわせセラピー

しあわせセラピー

☆しあわせセラピー☆

「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、いくら仲のいい間柄でも、相手を傷つけたり迷惑をかけたりしたときは、ちゃんと謝らなきゃいけないよね。

愛がある人は、「どう謝るのが最良か」なんてことは、もうわかっているかもしれないけど、それは「素直さ」なんです。

下手にテクニック的なことを考えると、むしろ逆効果になっちゃうことがある。

それなら、取り繕ったり、ごまかしたりしないで、最初から素直に謝ったほうがよっぽど効果的だと思います。

愛で考えたら、「逆の立場だったらどうかな?」っていう視点になるものなの。

あなたが嫌なことをされたとき、相手が素直に謝らず言い逃れをしてきたらどう思うだろう。

ただでさえ不快な思いをしているのに、自分は悪くないと正当化してきたら、ますます腹立たしいんじゃないかな?

言い訳なんてしないで謝ってくれたらゆるせたものを、自分を正当化されたことで、 ゆるす気が失せた・・・・なんてこともあると思うよ。

愛のある人は、瞬時にこういうことがわかります。

すべての答えを知っている魂が、「素直の道だよ」って、進むべき方向を教えてくれるんだよね。

だから、いちいち意図しなくても誠意を感じる謝罪になるし、相手にもそれが伝わって、「もういいですよ」ってなる。

保身のためにへんてこりんなテクニックを駆使するより、素直がいちばん。

けっきょく、誰にでもできる簡単な方法が王道なんだよな。

ただし、自分が悪くないときは思いっきり反発するのがひとりさんです(笑)

本当に自分が悪いと思っているとき、心底反省しているときは誠実に謝るけど、嫌なやつにグダグダ説教じみたことを言われようものなら黙っちゃいない(笑)

子どもの頃なんて、学校の先生や親から「勉強しろ」「学校へ行きなさい」とかって口うるさく言われたものだけど、ひとり少年はそのたびにこう反論した。

「そんなに勉強が大事なら、自分がしたらいいじゃないか。俺は勉強が嫌で嫌でしょうがないのに、なぜ嫌がることを強制するんですか?」

理不尽なことには、こっちもガツンと言い返す。

で、それすら面倒なときは、聞い てるフリしてなにも聞いてなかったよ(笑)

基本的に、私は回りくどいことや難しいことは苦手なんです。だから、いつだってストレートなの。

たとえば、人の悪口や自慢話ばかりの相手がいたら「黙りな」。

つまらない冗談ばかり聞かされたら
「今日もつまらないね」(笑)

初対面で一目ぼれした相手にも、
「連絡先を教えてください」って直球勝負です(笑)

ずいぶん勇気がありますねって、別に連絡先を聞いたぐらいで、相手は嫌な印象は持たないと思うけどね。

もし不快感を持たれたんだとしたら、連絡先を聞く以前に、なにか相手に嫌悪感を抱かせるような言動があったからじゃないかな。

それに、無理やり電話番号を聞くわけじゃない。

向こうの都合が悪けりゃ、絶対に教えてくれないだろうし、それは相手の自由だからあきらめるしかないよな(笑)

あと、相手がなかなか本音を言ってくれない場合なんかも、それを聞きたければ「本 音でしゃべりましょうよ」「本音で話し合おう」って言います。

で、それでも本音が出てこないときは、「本音を言いたくないのが、いまの本音なんだな」って理解するの。

いちばんマズいのは、本音を引き出せないことじゃなくて、無理に探り出そうとすることなんです。

こんなに愛のないことはないよね。

斎藤一人 著
『斎藤一人 聞く力、話す力』より
https://a.r10.to/hU4TLA

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