☆しあわせセラピー☆
[ひとりさん]
失敗を怖がる人って、一足飛びで成功できる方法とか、完璧なテクニックだとか、そういうのを求めすぎなんだと思います。
ひとりさんは、納税日本一という、ある意味では頂点に立ったので、多くの人から成功のコツを聞かれるんだけど、ハッキリ言って魔法の杖みたいなテクニックはない。
自分がいかに明るい考えを持っているかが最大の成功法であり、それをもたらすすべては場数です。
というか、成功のコツなんてものは数をこなせば勝手に身につく。
空手の瓦割りと同じで、ひたすら叩いているうちに、あるときパカっと割れるんだよね。
おのずと、「これがコツか!」っていうのが見えてくる。
誰かにアドバイスをもらっても、場数を踏んできた人はスッと腑に落ちるし、それをきっかけに実力も伸びるだろう。
[みっちゃん先生]
いくらコツを教わっても、実際に動いてない人はコツの活かしようがありません。
経験のないことは、何を言われてもピンとこないですから。
[ひとりさん]
習うより慣れろ、という言葉があるけど、まさにそれだよな。
[みっちゃん先生]
その意味では、挑戦してみたいことには積極的に動くのも必要ですね。
[ひとりさん]
厳しく言うわけじゃないけど、自分の心が望むことがあるんだったら、やっ ぱりその場面を自分で作るしかないよな。
海外旅行をしたいのに、家でゴロゴロしながら「お金がないしな〜」とか思ってるだけじゃ、いつまでたっても旅に出ることはできません。
お金がなくても、ちょっとパンフレットだけでも見てみようとか、起こせるアクションはあるの。
で、調べるうちに、「国内なら安く行けるな」「日帰りだと予算内に収まる」とわかったとする。
そしたら、まずは条件に合うところへ行ってみるとかさ。
旅行が楽しければ、次も行けるように仕事をがんばろうと思うじゃない。
それで 給料が上がれば、もうちょっと遠くへ行けるかもしれません。
明るい気持ちでいれば、その波動でいい転職先が見つかったり、臨時収入があったりして、海外旅行だってかなうんじゃないかな。
[みっちゃん先生]
わらしべ長者みたいなイメージですね♪
最初は、わらー本でいいから持ってみる。
それには、自分で手を出してわらを拾うしかありません。
ひとりさんの言う「やるしかない」というのは、目の前にある簡単なことをやってみなってことなんですよね。
[ひとりさん]
その通り。あと、これは少し角度の違った話になるんだけど。
ひとりさんはよく「私に向いてる仕事はなんでしょうか?」って聞かれることがあるの。
そんなとき、たいてい俺は「営業をやりな」って言うんだよね。
こういう相談をしてくる人って、人間関係が苦手な人が多いから。
[みっちゃん先生]
人づき合いで困ってる相手に、なぜ営業を勧めるんですか?
[ひとりさん]
それは、こういう考えがあってのことなの。
ボクシングでもさ、もともと強いからボクシングに向いてるだろうって始める人と、弱いからボクシングをやる人がいるんです。
後者の場合、ボクシングを通じて心身を鍛えることで人生の幅を広げたい、そういう意味合いが大きいと思います。
営業もそれと同じで、人間関係で躓きやすいタイプだからこそ、営業に挑戦するというやり方があるの。
営業で場数を踏むうちに、自分の道が見えてくるかもしれない。
もちろん、苦手なことに挑戦するのは時間がもったいないという考え方もあるし、 嫌でしょうがないのに我慢してまでやる必要はありません。
苦手なことをがんばっても、普通レベルにはなっても、図抜けることはできないだろうからね。
そこは各々の判断だけど、こういうことを考えるのもまた場数。
一つの選択肢として、「あえて苦手なことに挑戦するカード」もあると知るだけで、人生の幅はずいぶん違ってくると思いますよ。
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斎藤一人 みっちゃん先生 著
『この世を天国に変えるコツ 人生は場数だよ』より
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