☆しあわせセラピー☆
「ひとりさんが一番幸せなときは、いつですか?」っていう質問を、私は昔からよくされるんです。
それで私はどう答えるかというと、
「毎日、どんなときも幸せだよ」なの。
ひとりさんの思う幸せってね、日常のささやかな喜びや感動の積み重ねだから。
なんてことない日常にこそ、ひとりさんは一番幸せを感じるんです。
で、その絶対的な幸せを手に入れるためには、
「だんだんよくなる未来は明るい」 という思いが重要。
それがなきゃ始まらないんだよね。
だって先が明るいと思えない人が、些細なことに幸せを感じられるわけがないでしょ?
未来は明るいと思っていると、なんだか幸せなんだよね。
いちいち、「俺は今、幸せかな?」なんて意識したことはないけど、いつも幸福感で満たされている。
それこそ、ただぼんやりしてる瞬間だって最高に幸せを感じます。
それは私がいつも、未来は明るいと思っているからなの。
世の中も自分も、みんなもだんだんよくなると決まっているわけだから、未来は今よりもっと幸せだし、幸せ以外になりようがないんです。
この世界はね、太陽と闇との戦いみたいなものだよ。
だんだんよくなる未来は明るいと思えば、あなたの上には太陽が出ているのと同じなの。
いつでもさんさんと明るい光に照らされて、植物がグングン成長するように、あなたも生成発展していく。
あったかくて、愛に満ちた人生になるんだよね。
その反対に、不安や恐怖は闇なの。
未来を嘆いたり、自分は大丈夫だと信じられなかったりすると、太陽が遮られて、 あなたの世界は真っ暗闇になっちゃうんだ。
天岩戸(あまのいわと)という神話があってね。
簡単に言うと、天照大御神という太陽の神様が岩屋(洞窟)に隠れてしまったことで、世界から光が消え、闇夜になってしまったという話なんだ。
未来は明るいと思えないでいると、それと同じことが起きちゃうんです。
あなたのなかの天照大御神が隠れてしまい、暗黒の世界が広がってしまう。
でもね、あなたが「だんだんよくなる」ということを思い出しさえすれば、光はまた差し込むし、闇は消え去るよ。
だから今、苦しい人は、とにかく
「だんだんよくなる未来は明るい」って言えばいい。
それで必ず救われるからね。
斎藤一人 著
『奇跡の人』より
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