☆しあわせセラピー☆
人にはそれぞれ、器があります。
その器量によって豊かさや幸福度が違ってくる、 重要なものなんだよね。
器量については、昔から懐の深さだとか、心の広さだとかいろんなことが言われてきたけど、ひとりさんに言わせると、これも結局「だんだんよくなる」という、未来が明るいことを信じられるかどうかにかかっていると思います。
何かにつけ、「だから未来は明るい」「私は絶対、大丈夫」「必ずなんとかなる」って、未来を明るく思える心さえあれば、器って勝手に大きくなるんだよ。
自分も人も、日本も世界も、地球も宇宙も、すべての未来は明るいと思うこと。
これが、器を育てる最大の秘訣なの。
どんなことも、だんだんよくなるためのきっかけに過ぎないという絶対的な安心感とか、ゆるぎない明るさとかを持ってる人ってね、なぜかいろんないい情報が入ってくるんです。
楽しいニュース、成功のカギとなる神のひらめき、人生を豊かにする最高の仲間みたいな、奇跡の糸口がじゃんじゃん出てくる。
そうすると否応なしに上気元になるし、誰に対しても優しくなるよね。
こういう人を傍から見ると、感情に左右されず、いつも穏やかで落ち着いていて、愛のある楽しい人ということになるでしょ?
あの人は器が大きいなぁって、すごく魅力的に映るよね。
その一方で、未来を暗く思っていると、器がどんどん小さくなっちゃうの。
目に入るのは、「世界の人口がこれ以上増えると餓死する人が出てくる」とか、「日本の少子化が深刻化して国が衰退する」とか、気が滅入るような情報ばかり。
せっかく楽しい場所へ行っても、嫌なことばかり起きたりしちゃうの。
結果、いつも虫の居所が悪い、嫌な人になっちゃうよね。
神様は、絶対に未来を暗くしません。
明るい未来になるようにこの世界を作ってくれているんです。
それを信じて、「だんだんよくなる未来は明るい」を合い言葉に生きている人には、神様が喜んで味方してくれる。
だから物心ともに驚くほど豊かになるし、奇跡に満ちた人生になるんです。
人生がうまくいかない人ってね、世の中を暗く受け止めてるところがあるの。
せっかく神様は明るい世界を用意してくれているのに、それを信じないで勝手に暗いと思い込み、自ら暗い世界を作り出しているだけなんだ。
そこから抜け出すには、だんだんよくなると思うことだよ。
「だんだんよくなる未来は明るい」
そう言い続けてごらん。
たちまち暗黒の世界に光が差すからね。
斎藤一人 著
『奇跡の人』より
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