
☆しあわせセラピー☆
ひとりさんの持論は、
「使命とは、自分の好きなこと、楽しいこと」
なんです。
使命と言うと、多くの人は大きなものをイメージしがちだけど、ひとりさんはその反対だと思っているの。
楽しいことが使命であり、それこそ、
「居酒屋さんでホッピーを飲む」みたいなのも、この世に必要な、みんなが助かる立派な使命なんだよね。
お酒が好きなら、それをとことん追求することで、自分も人も幸せになる。
もちろん、体を壊さない程度にはしなきゃいけないけど(笑)、あなたが好きなお酒を楽しめば、酒造メーカーや居酒屋さんはもうかって喜ぶし、
お酒の場で意気投合した人といい時間を過ごせば、その人だってハッピーでしょ?
次もまた楽しくお酒を飲めるように、あなたは仕事にも精を出すだろう。
そうすれば会社は喜び、評価してもらえて出世につながるかもしれません。
お酒を飲んで税金を払えば、国も潤い、そのお金で便利な公共サービスが維持さ れたり、困っている人の助けになったりする。
1杯のホッピーが、大勢の人の笑顔につながる。
こういうのが、本当の使命なんです。
ちなみに、好きなことがずっと同じ人もいますが、時を経るうちに、飽きちゃう こともある。
それも、実は場数のうちです。
飽きたってことは、
「それはもう自分には必要ない」というサイン。
場数を踏んだからわかったのであり、こういう場合は、新たに別の使命が出てくるんだよね。
人の使命は生涯通じて一つということはなく、人生や自分の状況によっ て、いかようにも変わるものと言えます。
もちろん、一つの使命を貫くタイプの人もいるし、どちらがいいとか悪いとかという話じゃない。
どれも正解です。
時には、新しいことをちょっとかじってみて、1〜2回で飽きちゃうこともあるだろう。
でも、それだって一つの場数。
自分には合わなかったとか、無駄なことだから飽きるのであって、やってみなきゃ飽きるかどうかもわかりません。
すぐ飽きたのは「自分に必要ないことがわかった」という成功体験だし、そういうのも含めて経験を積むことで、本当の使命に行き着くものだと思います。
だから、飽きたときはいつまでもそこに執着せず、堂々と次に行けばいい。
飽きたのに、周りの目が気になってやめられないとか、人の言いなりで我慢するとか、それはダメなんです。わかるかい?
使命は軽いもので、生涯追い続けるとか、そんな重い話じゃない。
飽きたら、やめる。
それでいいし、それがすべてです。
いつだって、自分の心がいちばん正しいからね。
斎藤一人 みっちゃん先生 著
『この世を天国に変えるコツ 人生は場数だよ』より
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