☆しあわせセラピー☆
親の悪口を言ってる人は、幸せではありません。
幸せに生きることを志向すると、
「こんなに美味しいものが食べられて、本当にありがたいなぁ。なんだかんだ言ったって、親が自分を産んでくれたからだよな」って思えるんです。
何があったとしても、生まれてくれば、もうこっちのもの。
美しい景色を見ることができるし、
キレイな花が咲く場所に座って、ボンヤリ雲を眺めることもできます。
でも、美しい景色を見ても美しいと感じない、キレイな花を見てもキレイと感じない人もいます。
それは、美しい景色を見て、「美しい」と言える感性がないから。
キレイな花を見て、「キレイ」と言える感性がないから。
親の悪口ばかりを言っている人は、親に対して「ありがたい」と思える感性がないからです。
でも、五体満足に産んでもらっておきながら、ゴタゴタ文句を言うのはおかしいんだよね。
人間として生まれた。みんなから嫌われるゴキブリやヘビに生まれなかっただけでも 、感謝した方がいいよ。
日本で成功したかったら、日本の悪口を言ってはいけません。
私は日本という国が大好きです。
だから、働いて得たお金は国にちゃんと納めています。
会社で成功したかったら、会社の悪口を言ってはいけません。
会社の悪口、社長の悪口を言っている人を、会社は出世させません。
その理由はいたって簡単。
あなたがもし、会社の社長や上司だとしたら、自分の悪口を言う人間を取り立ててあげようとするでしょうか。
会社に不満があるのなら、自分がよくすればいいし、日本がよくない国だと思うなら、自分がよい国になるようにすればいいの。
それを、悪口をずっと言いながら、そこで成功しようなんて、ムシがよすぎます。
「地球を汚すな!」と声高に叫んでいる人でも、生きていれば二酸化炭素は吐くし、 トイレにも行くし、生活していればゴミも出るんです。
人間、生きていれば失敗もするし、間違えることだってあります。
生まれてから死ぬまで、他人に一切、迷惑をかけずに生きていくことなんてできません。
だからといって、「迷惑かけるのが当たり前」じゃないよ。
他人に迷惑をかけないように生きて、それでもかけてしまったら「ごめんなさい」。
「自分も迷惑をかけることがありますから、大丈夫ですよ」って他人をゆるす。
そうやって、お互いに未熟なもの同士が失敗しながら、ゆるしながら、成長していくのがこの地球という星なんです。
親が金持ちで、生まれたときからお金持ちという人生ならば、それはそれでいいの。
でも、何もないところから上に上がっていくことも、すごく楽しいんだよ。
神様が「今世は、この親でがんばれ」って引き合わせてくれたんだから、その親のもとでがんばればいいんです。
亭主や女房は変えることができるけど、親は変えることができません。それは、「定め」だから。
変えることができない「定め」というものには、必ず何か理由があるんです。
それが天命というもの。
こればっかりは努力でなんとかなるものではありません。
でも、幸せには必ずなれます。
そこには、その人なりの成功があるんです。
不幸になるのが定めで生まれてくる人なんて、1人もいません。
そもそも、その定めも自分で決めてきたことだし、「不幸になってきます」っていう人を、神がゆるすわけがないんだよ。
だから、親でも、性別でも、国でも、変えられないものなら、それは神様が与えてくれたステージなんだから、そのステージで精一杯、幸せになることを考える。
そうすれば必ず、そこでスポットライトを浴びて、活躍することができるんだよ。
尾形幸弘 著
『斎藤一人 大商人の教え』より
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