☆しあわせセラピー☆
高校野球でも何でもそうだけどね。
優勝するのは一校で、あとは全部、負けるんだよね。
「一校だけがいい思いをして・・・・・・」
って思う人がいるかも知れないけど、「負けた」ということは、
「明らかに眺める訓練」であり、
「立ち上がる訓練」なんだよ。
「1+1=2」なのに解答欄に「3」と書いたらバツがつく。
バツがついたのを本人が見て初めて、
「自分はここが間違っていたんだ」
明らかに眺めることができるんだよね。
それによって人は、
「今度、同じ問題が出たら『2』と書けばいいんだ」
って、進歩するんだよ。
みんなが言う「失敗」は、実は失敗ではないんだよ。
転んだら立ち上がる力「忍耐」を養い、
魂を成長させてくれるもの。
魂を進歩させてくれる“階段”なんだよ。
だから、「1+1=3」と書いたらぺケをもらうことも大切。
好きな人にフラれることも大切。
いろんな経験が魂にとっては大切で、
それを全部「成功」と呼ぶんだよ。
みんな「成功」をしに、この星に生れて来たんだよ。
「成功の道」を歩いている旅人なの。
今ココにいるのはね、新しいことを学ぶために来ているんだよ。
昔は正しかったことも、今の時代にはそぐわなくなることもあるの。
昔みたいに、殿さまの長男は殿さまになるとか、決まっていた時代には、大きな失敗をしなければ子々孫々繁栄できたけど、今は違うんだよ。
「失敗はしないほうがいい」という“心のしばり”で自分自身をしばってきたけれど、
それでは自分も幸せになれないし、周りも自分が不幸な顔をしているのが嫌なんだ、って。みんなが気づきだしたんだよ。
経験から学ぶこと、魂の成長が「豊かさ」なんだよ。
失敗は、人生が豊かになっていくひとつの階段なんだよ。
失敗をさせまいとする親御さんは、
今は「わが子に失敗をさせまいとすると、 どうなるか」を一生懸命、学んでいるの。
一歩前に足を出せない人は、
「足を出さないとどうなるか」を学んでいるの。
みんなこの命をかけて何かを学んでいるんだよ。
一生懸命、失敗をして、一生かけて「神の愛」に近づこうとしているんだよ。 命がけなんだよ。
がんばってるんだよ、みんな。
そういう目で、目の前の人を見てごらん。
斎藤一人 みっちゃん先生 著
『斎藤一人 愛語』より
https://a.r10.to/hkd2uz
コメント