☆しあわせセラピー☆
〔ユミ〕
ひとりさんのお話を伺っていると、人を信じないって、相手の人生を邪魔するようなものですね。
〔ひとりさん〕
まさに、その通りなの。
相手に悪い波動を送って、邪魔するのと同じだよね。
親子関係でも、親は子どものことを心配するのが当たり前だと思っている人は多いかもしれないけれど、本当にそうだろうか?
心配だからって親が子どもに過干渉すると、子どもはつぶれちゃうの。
あれもダメ、これもダメって言われている間に、どれだけ子どもを否定しているかわからないよ。
子どもの行動をいちいちチェックするよりも、安心の波動を送ってあげたほうが、よっぽど子どもは健全に育つものです。
親は、「あの子には、あの子の神がついている」って思えばいいんだよね。
もっと言えば、親御さん自身が趣味に打ち込んだり、彼女(彼氏)をつくったりして(笑)、自分の人生をめいっぱい楽しむの。
自分が楽しければ、子どもには楽しい波動を送ってあげられるよね。
〔ユミ〕なるほど。自分が楽しんでいれば、「子どもにも自由に好きなことを楽しんでほしい」って思えるようになるから、自然と子どもを信じられるようになりそうですね。
〔ひとりさん〕
そうだね。
〔ユミ〕
ちなみに・・・これはちょっと極端かもしれませんが、たとえば、子どもがグレちゃって大変なんですっていうご家庭の場合は、どうしたらいいでしょうか?
〔ひとりさん〕
人には、「今の自分にちょうどいい」ものが引き寄せられるようになっているの。
今の自分にちょうどいい友達。
今の自分にちょうどいい学校。
今の自分にちょうどいい仕事。
花にはチョウが集まり、ウンコにはハエが集まるんだよね(笑)
そう考えると、今、その人のお子さんが不良とつき合っているのは、その子にとってちょうどいい仲間だからかもしれない。
きっと、その子のことを認めてくれるのは、その仲間だけだったりするんじゃないかな。
親がその子のことを信じていなかったから、グレるという現象が起きたんだと思います。
親にしてみれば、これまで可愛がって心配して、世話を焼いてきたのにグレたと思っているかもしれないけれど、それは信頼とは違うよね。
本当に子どもを信頼していたら、「好きなようにしたらいいよ」って、子どもを自由にさせてあげら れたはずだから。
今からでも遅くないの。
そういうことに気づいて子どもを信じてごらん。
きっと現実も変わってくるからね。
四辻友美子 著
『斎藤一人 励まし力』より
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