しあわせセラピー

しあわせセラピー

☆しあわせセラピー☆

〔ひとりさん〕
ひとりさんって、自分に対して激烈に甘いんです(笑)

どれくらい甘いのかと言うと、多分、みんなが思っている100倍や1000倍は甘いだろうね(笑)

私の辞書には「我慢」の文字なんてないし、嫌なことは、誰がなんと言おうと絶対にしません。

これは、子どもの頃から徹底しているんです。

一瞬たりとも自分に我慢させたり、妥協させたりしないから、当たり前だけど毎日が楽しい。

〔みっちゃん先生〕
そうすると、たまに、「自分さえよければいいの?」って勘違いされる人がいらっしゃいますけど、そうではありませんね。

ひとりさんは自分に我慢させないから、人に我慢を強いることも大嫌い。

だからひとりさんと一緒にいると、むしろこちらが恐縮しちゃうくらいの気遣いがあるんです。

たとえば食事の席では、基本的にいつもひとりさんがご馳走してくれますが、みんなが遠慮なく好きなものを食べられるように、ひとりさんは必ず最後にオーダーするの。

ひとりさんが先に注文しちゃうと、みんなが、「ご馳走してくれるひとりさんより高いものを選んではいけない」と思うかもしれないからって。

さらに、食事中には決まって、「おなかいっぱいになったら、無理しないで残しな」って声をかけてくれるんです。

よく、「ご馳走になるときは完食するのが礼儀だ」みたいなことを言う人がいますけど、ひとりさんはそんなこと言いません。

食べたい人は食べたらいいし、おなかがいっぱいになったら無理して食べなくてもいいぞって。

ひとりさんは大変な成功者ですから、なかにはひとりさんと一緒にいると緊張してしまう人もいます。

でもひとりさんは、そういう相手の気持ちもすぐに察知して、「気楽にしな」「俺に質問したいことがあったら、遠慮しないでなんでも聞きな」って、本当にフレンドリー。

世界じゅうに成功者と呼ばれる人はたくさんいますが、ひとりさんほど愛のある、あったかい成功者は見たことがありません。

〔ひとりさん〕
そんなふうに言ってもらえるとうれしいけど、別に私は、周りに気を遣っているわけじゃないんだよ。

自分が我慢しないからこそ、周りの人にも同じようにしてもらいたいだけ。

そのほうがひとりさんも気楽だし、楽しい時間が過ごせるからね。

〔みっちゃん先生〕
自分にも、ほかの人にも愛がある。

そんなひとりさんだから、周りにはやっぱり同じように愛のある人たちが集まってきます。

「類は友を呼ぶ」といいます が、本当にその通りだなぁって。

同じ波動の人同士が、まるで磁石のように引き合うんです。

そういえば、以前、ひとりさんがこんなことをおっしゃっていました。

「愛ってさ、香水みたいなものなんだよ」

自分を大切にして、自分にいっぱい愛を満たしてあげたら、自然にその愛があふれ出して、香水みたいに周りじゅうに広がるよって。

〔ひとりさん〕
自分がいい香り(愛)を身にまとうと、周りにいる人もみんな、気分がよくなったり、癒されたりしてその香りに引き寄せられる。

そして、「私もいい香りを出したい」って思うようになる。

そうやって、どんどん愛が広がっていくんだよね。

愛が連鎖することで、天国みたいな豊かな世界が作られていく。

だからひとりさんは、自分を甘やかしまくる自分が好きだし、そうじゃなきゃいけないと思っているんだ。

斎藤一人 みっちゃん先生 著
『龍のように生きる』より
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