☆しあわせセラピー☆
【未来を変えるには過去を変えたらいい】
普通の人は、
「過去は変えられないけど、未来は自分で変えられる」と言います。
でも、ひとりさんの考えはこうです。
過去は変えられる。
過去を変えたら、未来も変わる。
これが、宇宙の真実なんだよね。
未来というのは、過去の自分と、今の自分が作り出す現実です。
つまり、過去から今に至るまでの自分を変えないと、今以上の現実は出てきようがないわけだよ。
じゃあ、どうやって過去を変えるんですかっていうと、過去の視点、そのときの思いを、イメージのなかでちょっといじればいいんです。
過去ってさ、基本的に、自分や人の「記憶のなか」にしか存在しないでしょ?
物質的なものは、誰の目にもだいたい同じように見える形で残るけど、それにまつわるエピソードやなんかは、人の記憶のなかにしかない。
で、記憶というのは人によって違うし、案外、いい加減なものなんです(笑)
なぜかというと、頭のなかには、それぞれが自分の視点で見たもの、感じたことが保存されるからです。
昔ね、ひとりさんは、学校を卒業した後に同級生と会うたび、
冗談で「オレは生徒会長で大変だったからさ〜」なんて言ってたの。
私は、学校にすらまともに行ってなかったぐらいだから、当然、生徒会長なんてやってるはずがない(笑)
ところが、繰り返し言い続けるうちに、おもしろいことが起きた。
ある同級生が、 「斎藤君は生徒会長だったね」って、真顔で言うんだよ。
ありえない話を、本気で信じちゃってるわけ(笑)。
ほかの人の記憶は、本来、自分の思い通りに変えられるものではありません。
でも、実際はそれができちゃうこともある。
そして自分の記憶なら、なおのこと簡単に変えられるんだよ。
たとえば、あなたは小さいときに、親に冷たくされた記憶があるとする。
それなら、こんなふうに考えてみな。
「あのときの親は、我が子を可愛がれない未熟な魂だったんだなぁ。
だけど、赤ちゃんを育児放棄するほど未熟だったら、今自分はこうして生きていられなかった。
そう思うと、未熟ながらもお世話をしてくれて、ありがたいなぁ」
冷たくされたことに意識を集めるのではなく、
「してもらった」ことのほうに視点をずらすだけで、こんなに思うことが変わってくるんだよ。
自分はツイてたんだ、という記憶に書き換えることができる。
いじめに苦しんだ人は、いじめたやつのことよりも、いじめなかった人のことを思い出してごらん。
あの子だけは私をいじめなかった。優しくしてもらって、うれしかったなぁ。
学校でいじめられても、家族だけはずっと愛し続けてくれた。幸せだなぁ。
新たにそんな記憶を作って、これまでの記憶に上書きしちゃえば、苦しかった記憶は消え去るんだよね。
優しい人が一人でもいてくれて、自分はなんてツイてるんだって思えます。
そうやって、どんな自分もツイてると思えたら、この先も間違いなく、たくさんの幸運に恵まれます。
明るい未来があなたを待っているよ。
🍀ひとりさん新刊🍀
『27年後の変な人が書いた成功法則』より
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