
☆しあわせセラピー☆
【学びがある限りそれは成功なんだ】
自分が失敗だと思ったこと。
ひとりさんは、失敗をこう定義しています。
つまり、自分で失敗だと思わない限り、何が起きようと失敗ではないわけです。
周りがなんと言おうと、あなたが失敗だと思っていなければ、それは失敗じゃない。
なぜ私がそう思うのかというと、どう見ても失敗としか思えないことからも、必ず学べるからです。
その学びを得て「大事なことに気づいたなぁ」と思えば、それだけで成功なの。
うまくいかない考え方や方法を見つけたという、成功なんだよね。
すべての出来事には学びがあり、そこにどんな意味があるかは、本人にしかわかりません。
だから失敗したっていいんです。
そこから学べば成功だから、自分を責める必要はないよ。
でね、どうしても失敗をネガティブに捉えてしまう人は、いったんそこから逃げたっていいの。
だって、苦しくてしょうがないときは逃げるしかないよ。
逃げたって神は絶対にあなたを見放さないし、いつも守ってくれる。
だから、どこからでもやり直せるんです。
安心して逃げたらいい。
逃げようと追いかけようと、好きなようにすればいいの。
駆けても、歩いても、止まってもいい。
あなたの人生なんだから、あなたの好きなようにしなきゃいけないよ。
どんな選択をしても、そこでちゃんと学べばそれは失敗じゃない。
あなたが失敗だと思わない限り、それは成功だと思って気楽に生きてごらん。
本当に成功の人生になるからね。
ひとりさんの人生には、1回も失敗がありません。
なぜ1回も失敗がないんですかって、私は成功までの過程をいっさい失敗だと思わないからです。
100回かかろうが、1000回かかろうが、それは単なる過程であって、失敗なんかじゃない。
成功させるための練習をしただけなんだよね。
だからひとりさんには失敗がないの。わかるかい?
例えば、逆上がりができたら成功だとするよね。
この場合だと、ひとりさんならまず「自分の運動神経だったら、20回くらいやればできそうだな」とかって、だいたいの見通しを立てるわけです。
そうすると、最初から「20回くらいはうまくいかないだろうな」と思っているから、うまくできないからって失敗とは思わないんだよね。
成功までの練習であって、失敗じゃない。
もちろん、自分の見立て通りにいかないことはあります。
20回でうまくいくだろうと思って始めても、うまくいかず30回、40回とかかることもあるんだよね。
その反対に、20回は必要だと思っていたのに、やってみたら思いのほかスムーズで、10回で成功することもある。
どっちだっていいの。
だって最初から「この練習の先には、必ず成功が待っている」と思って始めるわけだから、成功するまでは練習し続けるんだよね。
何十回かかろうと、成功すれば結果オーライなんです。
斎藤一人 著
『神的まぁいいか』より
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