しあわせセラピー

☆しあわせセラピー☆

【人は完璧であり未熟でもあるんだ】

人の欠点、アラばかり気になる人がいるんです。

お酒を飲むと、「うちの社長はこういうところがダメだ」「あいつはだらしない」 とかってグチグチ始まる人、いるよね。

じゃあ聞くけど、あなたは一点の未熟もないんですかって話なの。

人間は、そのままで完璧です。

完璧でありながら、未熟なんだよね。

未熟なところがない人はいません。

未熟だから、人は助け合うし、愛を出し合います。

未熟な自分だから、助けてくれた相手に感謝し、深い愛だって感じるの。

愛をもらったら、自分も誰かに愛を出したくなる。

自分がしてもらったように、誰かの役に立ちたいと思うのが人間なんです。

足りないところを互いに補い合い、愛を出し合いながら、この世界は進化し続ける。

神様の望みは、これなんだよ。

人間だから、ときどきは愚痴をこぼしたくなることも、人のアラが目について仕方がない場面もあるだろう。

でもね、そんなときはこう考えてみたらいいよ。

相手の欠点に気づける自分は、そこを埋められる能力があるんだなって。

たとえば、上司の不出来なところが目についたとするじゃない。

ということは、あなたには上司の弱みを補える力があるわけです。

アラに気づいてイラっとするのは、あなたにはそれが簡単にできることだからなんだよ。

あなたにとって難しいことだったら、「上司にもできないことがあるんだなぁ〜」

とかって安心するぐらいなもので(笑)、イライラはしないだろうね。

上司がデタラメなことをしても、あなたの実力が低ければ、デタラメであることすら気づけません。

あなたが優秀だから気づけた。わかるかい？

だとしたら、その能力を使って上司をサポートしてあげたらいいじゃない。

というか、それが従業員として、部下としての務めでしょ？

陰で上司の欠点にケチつけたって、いいことなんて一つもありません。

あなたの悪口はいずれ上司の耳に入り、上司との関係にヒビが入るかもしれないし、場合によっては、あなたの昇進だって妨害されるかもしれないよ。

誰だって、 自分の悪口を言う相手を引き立てようとは思わないからね。

その点、あなたが上司の弱点を徹底的にサポートし出したら、上司は間違いなく、あなたに感謝する。

きっと、誰よりも可愛がってもらえるだろう。

それこそ、あなたはどんどん重要な仕事を任されるようになって、いち早く昇進話が出てくるかもしれないよな。

ちょっと視点を変えるだけで、未来は大違いなんだ。

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『27年後の変な人が書いた成功法則』より
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