
☆しあわせセラピー☆
【正しいよりも楽しいが龍神式なんだ】
〔ひとりさん〕
自分の自由はもちろんだけど、人の自由をゆるせないのは、自ら問題を作り出しているのと同じなんです。
たとえば、人の意見が自分とは違ったとする。
そういうときに、相手の意見を受け入れない人がいるんです。
相手の話を肯定しないし、認めない。
それで、反対意見ばかり言うんだけど、相手の意見だって1つの考え方なんだよ。
自分の意見だけが正しいわけじゃない。
あなたの意見も正しいけど、相手の意見も正しいの。
そもそも、相手をやり込めても楽しくないよね。
「正しいよりも楽しい」が龍神さま式なんだ。
〔みっちゃん先生〕
立場が違えば、考え方も変わる。当たり前のことですね。
〔ひとりさん〕
もちろん、自分と違う意見に従う必要はないし、相手の意見に全部納得しなきゃいけないわけでもない。
だけど、「そういう意見もあるんだね」「それもいい考え方だね」って肯定できるかどうかで、人生の質は大きく左右されるんだ。
〔みっちゃん先生〕
人の話を否定ばかりする人は、否定の波動が出るから、人生でも次から次に否定したくなるようなことばかり起きるんじゃないかしら。
それに、自分も周りから否定されるようになる。敵を作ってばかりですね・・・
〔ひとりさん〕
そういう人は、敵も、問題も、てんこ盛りだろうね(笑)
ひとりさんの「無敵の人生」とは真逆で、それこそ会う人みんなから嫌われる。
しかも、自らそういう道に進んじゃってるんだよ。
自分で自分の足を引っ張り、自分で自分の幸せを壊しているの。
〔みっちゃん先生〕
相手と意見が食い違っても、「そうだよね、わかるよ」「あなたはそう思うんだね」「ナルホド」って、そういう言葉を返すのが大人のマナーですね。
自分の意見を聞いてもらいたいのなら、なおのこと相手を肯定してから。
これらの言葉は、以前、ひとりさんから教わったものです。そして、ひとりさんは、まさにそういう人です。
相手とどんなに意見が違っても、まず相手の意見を受け入れる。否定しない。
そういう意見もあっていいよねって、認めてくれますから。
〔ひとりさん〕
場合によっては、相手が間違っていることもあるだろう。
明らかに、こちらの意見のほうが正しいってこともあるよね。
でもさ、この世界は正しさだけを追求すればいいわけじゃない。
人間には心があって、心の世界は簡単に白黒つけられるものではありません。
微妙な空気感、人情の機微ってのがあるからね。
正しさより、どっちが楽しいか。
その軽さ、明るさが、龍神さまに喜ばれます。
犯罪でもなんでもない些細なことなら、正しさより、優しさ。
正義より、楽しさを優先したほうが幸せだよね。
それを忘れないことだよ。
斎藤一人 みっちゃん先生 著
『龍のように生きる』より
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