
☆しあわせセラピー☆
【嫌な相手ほど愛が深い魂のときもある】
人生とは、神様が監督のドラマみたいなものです。
そのドラマにはさまざまな登場人物がいるわけだけど、じつは、それらは魂同士の話し合いで決まります。
今世を終えてあの世に戻った魂は、ソウルメイトが待つグループに合流します。
そして、来世はどんなことで学びを深めたいか、それぞれに考えるんだよね。
前回は親子だったから、次は○○が学べる夫婦関係になりたい。
来世は親友として、△△の気付きをもらいたい。
そんな希望を言い合うわけだけど、ソウルメイトが大勢いると、希望がバッティングしたり、誰も希望しない役が残ったりするんです。
これを、話し合いでうまく調整していくの。
でね、ドラマって、たいてい悪役がいるでしょ?
主人公が悪いやつに嫌がらせばかりされて苦しむんだけど、人に助けられて愛を知ったり、ふとしたことで気付きを得たりしながら、一つひとつ乗り越えていく。
そのたびに強くなり、成長する姿が感動的で、見る人を惹きつけるじゃない。
最後はハッピーエンドで、なんとも清々しい気持ちにもなる。
これと同じで、私たちの人生ドラマにも悪役って必要なんだよね。
悪役がいなきや、魂を成長させることができない人もいるから。
ところが、悪役ってみんな嫌がるんです。
魂は愛と光の塊だから、人を傷つけたり、悪事に手を染めたりしたくない。
そりゃそうだよな、ひとりさんだってそんな役は嫌だもの(笑)
それでも、人生をより豊かに、そして深みを持たせるためには悪役が欠かせない場合もある。
そんなときは、ソウルメイト同士でお願いし合うわけです。
「今世、どうしてもいじめられることで学びたいからお願い」
「私の人生には、パートナーのモラハラが必要なの」
で、あなたの必死のお願いに、「わかったよ」と言ってくれる魂もいてね。
もしかすると、嫌なやつは、あなたのために嫌な役を引き受けてくれた魂かもしれません。
そしてその魂は、ソウルメイトのなかでも、特に愛が深いのかもしれない。
でなきゃ、みんなが嫌がることを引き受けてくれるわけがないでしょ?
毒親、パワハラ上司なんかが出てくると、人間の目にはひどいやつに映ります。
でも、肉体という着ぐるみがなくなると、その魂はとんでもなくレベルが高い場合もあるんだよね。
第一、その役を演じて欲しいと頼み込んだのは、ほかの誰でもない、あなた自身かもしれない。
だとしたら、いつまでも悪役に振り回されてないで、早く学ばなきゃいけないんだよね。
あなたが学ばない限り、その魂は悪役を演じ続けなきゃいけないから。
嫌なことを我慢せず、「やめて」とハッキリ伝える。
どうにもならない相手からは逃げる。
自分の幸せを最優先に考える。
そんな学びをあなたが得たら、もう悪役は存在する必要がないから、あなたの前からいなくなったり、急にいい人に変わったりします。
つまり、ソウルメイトも悪役から解放され、あとは自由に生きられる。
自分のためにも、そして協力してくれているソウルメイトのためにも、人はいまここで幸せにならなきゃいけないんだ。
斎藤一人 著
『自分を生きる極意』より
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