
☆しあわせセラピー☆
本当の幸せとはなにか。
それは、どんな状況になろうとも、「自分は幸せだ」と思う気持ちが揺らがないことを指します。
ふつうの人は、「いいことが起きたら幸せ」「嫌なことがあったら不幸」みたいな受け止めなんだけど、
それだと、起きる現象に自分の幸せを委ねることになる。
そうじゃなくて、「俺は幸せなんだ」と決めてしまったら、なにが出てきても幸せなんだよね。
人生が面白いのは、いろんなことが起きるからです。
思いもよらないことが出てくるからワクワクするし、スリリングで楽しい。
嫌なことを避けたがる人も多いけど、困ったことがあるから、人は悩み、失敗を重ね、そのなかで学びを深めるんだよ。
嫌なことがなきゃ、人生に深みは出ないと思います。
それに、問題解決したときの達成感とか喜びなんて、穏やかな日々が続くだけでは絶対に得られない感覚でしょ?
いいことだけの人生より、嫌なこともあったほうが楽しい。
嫌なことも幸せな人生の一部であり、あなたはいつだって幸せなんだよ。
そもそも、この世界に起きる現象はどれも中立です。
そこに善悪はありません。
同じ雨でも、ある人にとっては迷惑かもしれないけど、別の人にしてみれば恵みとなる。
いい悪いは、人間の決めつけが生み出しているだけなんだよね。
すべては、自分の思いがどこにあるかで決まります。
起きたことを明るく受け止めることもできるし、不幸とも受け取れる。
じゃあ、あなたはどっちを選びますかってことなの。
幸せな人は、なにをしてもうまくいきます。
ただしそれは、幸せな人に悪いことがひとつも起きないという意味じゃない。
あなただけに幸運が集中することもなければ、悪いことばかり起きることもないの。
ただ、起きたことの明るい面を見るのか、暗い面を見るのかで、その次の展開は全然違ってきちゃうんだよね。
なぜかと言うと、明るい面では、いいものがいっぱい見えるからです。
明るいから、ご縁やチャンスがよく見える。
だから、それを使って幸せになれるの。
その反対に、暗い面だけを見てしまうと、たとえそこにチャンスがあっても、よく見えません。
それに、暗闇は恐い。
不安や心配ばかり募らせるんだよ。
あなたが「なにをしてもうまくいく」人になりたいんだったら、ここで「自分は幸せなんだ」と決めることです。
そしてなにが起きようが、ぜんぶ、幸せの一部なんだと考えてごらん。
そうすれば、自然と明るい面に目が行くし、そこにあるチャンスや学びを簡単に得られる。
こういう人は神様も応援してあげたくなるものだから、天のひらめきだって降りてきます。
そのひらめきで、どんな問題も解決するんだ。
斎藤一人 著
『自分を生きる極意』より
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