
☆しあわせセラピー☆
仕事も人生も、力でどうにかする時代は終わったんです。
だいたい、2000年周期で、人類のテーマは変わる。
21世紀に入って、「力」から「心」の時代に入ったんだよ。
すぐには変わらないけど、だんだんと「心」が大事になっていく。
心の時代って、人の情け、つまりは「人情」なんだよね。
「人情」って、どういうことか?
たとえば、こういうことです。
ひとりさんのところではね、商品を売るだげじゃないんだよ。
「幸せになる方法」を教えているの。
ひとりさんの考えをみんなで楽しく勉強していく。
その中で、友達や家族のような愛情が生まれていくんだよね。
こういう人情のある関係が大事なんです。
この人と仕事がしたい。
このお店で商品を買いたい。
そう思われるような魅力が必要になってくるんだよね。
元号も平成から令和に変わって、「心」の時代から、さらに「豊かな心」の時代になってきた。
これからはさ、どんな仕事をするにしても、豊かな心でいることだよ。
豊かな心になるためには、他人に優しくすること。
人間って、上司や同僚には、優しく接することができる。
でもね、立場が弱い人には厳しくしてしまいがちなんです。
立場が弱い人にこそ、気を配ることだね。
相手が「心の豊かさ」をどれくらい持っている人かを判断する方法がある。
その人が上司だったら、部下にどう接するかを見る。
食事でレストランに入ったとき、ウェイトレスさんにどう注文するかを見る。
ホテルのフロントで、係の人にどう対応しているかを見る。
これで、その人の「心の豊かさ」はわかるものだよ。
自分が命令できる人、立場の弱い人への対応に、その人の「心」が現れるんだね。
これからの令和の時代は、心が豊かじゃないと、運はつかめない。
お金も仕事も大切だけど、「心」を磨くことが何より大事だからね。
斎藤一人 著
『仕事と人生』より
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