
☆しあわせセラピー☆
【成功したかったら毎日を楽しみな】
人生には、いくつもの岐路があります。
大きなものから、日常の小さな選択まで、 数えきれない分かれ道が出てくる。
それこそ、朝ごはんはパンとお米のどっちにしよう、着る服はどれにしよう、どの家事(仕事)から取り掛かろうか・・・・・
日常は、 選択の連続です。
でね、そのときの選択肢は2種類しかない。
「楽しい(好きな)ほう」と、
「気の進まない(苦労する)ほう」です。
出てきた選択肢が二つ以上ある場合は、どんな楽しさ(苦しさ)か、という点で違うだけで、
結局は、楽しさか苦しさのどちらかに振り分けられるんだよね。
普通に考えたら、楽しくて簡単な道へ進みたいと思うものだし、それが正解だと頭ではわかるよね。
ところが、分かれ道には落とし穴が潜んでいることがあって。
それは、いわゆる「世間の常識」です。
この落とし穴に、人はとにかく惑わされやすいわけです。
多くの人は、「社会で苦労するのは当たり前」「欲しいものを手に入れるには、何かを犠牲にするものだ」とかって教え込まれながら育ちます。
それが、正しい常識のように思い込んじゃうんだよね。
すると、楽しく簡単に成功できる道が出てきても、
「世の中そんなに甘くない」という前提のせいで、わざわざ厳しいほうを選んでしまうわけです。
そこに楽しい道があることにすら、気づけない人もいる。
だけど、苦労の先には、もっとつらい現実が待っているだけです。
ひとりさんは、そのことを子どものときから知っていたから、自分の人生では、徹底して苦労を避けてきました。
うちのお袋さんは働き者で、いろんな事業を営んでいました。
その関係で、斎藤家には多様な人々が出入りしていたの。
人が集まれば、自然と「お茶でもするか?」なんて流れになる。
身の上話だとか、自分や知人の苦労話が始まるわけです。
私は学校嫌いで、たいてい家で本を読んだりして過ごしてたものだから、大人たちの茶飲み話が、聞くともなしに聞こえてくる。
そのうちに、あることがわかった。
成功していない人ほど、苦労しているじゃないかって。
うまくいかない人は、早い話、やり方が間違ってるんだよね。
的外れなことをがんばったって、まず成功しない。
苦労だけして終わっちゃうの。
じゃあ、いったい何を間違えているのかと言うと、「楽しくない」道を選んじゃってるんです。
自分に向かない仕事なのに、「仕事とはこういうものだ」という思い込みで我慢し続けている。
お金のために、嫌なやつの言いなりになっている。
そういう苦しい道であくせくしていて、聞いてるだけで苦しくなっちゃうの。
一方、成功して幸せそうな人は、仕事をすごく楽しんでたよね。
目先のお金よりも、好きな仕事を選んでいる。
あるいは、最初はそれほど好きじゃない仕事だったとしても、自分なりの楽しみ方を編み出していました。
考え方を変えたり、仕事のやり方を工夫したりしてさ。
仕事をしてたら、いろんな問題が起きるものです。
でもそのとき、仕事を楽しんでいる人には、つらいとか、我慢とか、そんな感覚が出てこないんだよ。
そんなわけで、ひとりさんは「苦労なんて絶対しないぞ」と心に誓った。
実際、今に至るまでの人生、いかなる選択を迫られても、必ず楽しくて簡単な道を選んできたんだよね。
そうして得たのが、みなさんもご存じの通りの豊かさです。
お金や仕事だけじゃない。真に心をゆるし合える、あったかい仲間たちとの出会いにも恵まれました。
自分ほど幸せな人間はいない。そう断言できる人生を手に入れたんだ。
斎藤一人 著
『27年後の変な人が書いた成功法則』より
https://a.r10.to/hNgMOt
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