
☆しあわせセラピー☆
【本当のあなたはスゴいんだよ】
人間には、「自分はこの世界で必要とされる存在だ」という、自己重要感が必要です。
簡単に言うと、「自分はスゴいんだ」っていう感覚なんだけど。
ささいこれがないと、人は不運に見舞われたときにすごく弱い。
些細なことで傷つき、心が壊れてしまいます。
その反対に、自分はスゴいと思える人は最強です。
心が疲れようがどうしようが、まず壊れない。
というか、そもそも心が疲れること自体、こういう人は滅多にないと思います。
なぜ、自己重要感がそんなに大事なのか。
それはね、私たちの魂は、もともと唯一無二の価値があるからです。
人の命(魂)は、この宇宙を創造した神様からもらった「分け御霊(神に分けてもらった命)」なの。
つまり、人の本質は神様そのものであり、神様と同じぐらい偉大な存在ということになる。
それなのに、あなたが「どうせ私なんて」とかって自分否定すると、本来の姿とかけ離れてしまうから、魂が嫌がるんです。
本当の姿に戻りたがる。
でね、こうした魂の訴えがストレートに人間の心に響けばいいんだけど、残念ながら、そう簡単な話ではなくて。
これまで、人にバカにされたり、尊重してもらえなかったり、そんな経験をたくさんしてきた人は、心に分厚い汚れをためこんでいます。
悔しさや我慢、苦しみ、怒り、悲しみ・・・・
こうしたやるせない感情が、汚れとなって心にこびりついちゃってるの。
その汚れが邪魔をして、魂の声がうまく聞こえず、「人に褒められたい」「みんなに認めて欲しい」という、間違ったやり方で自分の存在価値を実感しようとするんです。
結果、自分を押し殺して人に媚びを売ったり、本音を隠して優等生を演じたり。
あるいは、相手を下に見ることで、自分には価値があると思おうとする。
マウントする人って、一見、強そうに見えるかもしれません。
でもね、本当は自己重要感が希薄で心がボロボロなの。
じつは、必死に「助けて」と訴える、魂のSOSなんです。
本当のあなたは、もともとスゴい人です。
わざわざ人に嫌われることをして、それで自分の価値を見出そうとする必要はないんだよね。
人はみんな、この世界で唯一の存在であり、ひとりでも欠けると、この地球という星の調和は取れません。
この世界に、存在しなくていい人なんてひとりだっていないよ。
そのことに気付いて本当の自分を取り戻せば、世界は驚くほど明るくなる。
あなたという神が持つ、無限の可能性が開花するんだ。
自分はスゴいんだ。そう思えるようになるには、まず自分を愛することです。
ただ、長らく自分否定ばかりだった人は、どうやったら自分を愛せるのかわからないかもしれないね。
そんな場合は、徹底的に「自分褒め」をすればいいんです。
日本では、自分を卑下するのがまるで美徳のように語られてきたから、自分褒めに抵抗のある人もいると思います。
だったら、自分のことを大親友だと思ってごらん。
大切な相手なら、誰だっていいところを褒めたくなるでしょ?
その感覚で、些細なことでも自分を褒めてみな。
そんなに力むことはないの。
最初は、心のなかに自分否定の気持ちがあったっていいんです。
まずは言うだけでいい。
とにかく、自分を褒めて、褒めて、褒めまくる。
「今日も仕事に行く俺、偉いぞ!」
「私って、笑顔が可愛いよね!」
そんな感じでことあるごとに自分を褒め続けていると、魂がめちゃくちゃ喜んで、心の汚れがポロポロ剝がれ落ちてくるんです。
「自分はスゴい」という愛で、どんどん心が満たされてくる。
人に褒めてもらおうと思うと、いつ褒めてもらえるかわかりません。
その点、自分褒めなら、いつでも、どこでも、「褒められたい」と思った瞬間にそれを叶えてあげられるの。
しかも、誰に褒められるより、魂はいちばん自分に近い、自分自身にいちばん褒めてもらいたいんです。
だから、自分を褒めると、魂の喜びが爆発しちゃうの。
誰にでもできて簡単なのに、その効果はハンパないんだよ。
自分を褒め続けていると、褒める自分も、褒められる自分も好きになるから、自分を愛することが自然にできるようになります。
自分自身で、自分の価値が認められるわけだから、もう人の評価で自分の価値を測る必要はなくなるよね。
自分褒めで自己重要感が高まれば、大安心で、自信も湧いてくる。
そういう人は、なにかあって一瞬落ち込んでも、すぐに「でもやっぱり自分は最高だ」って、幸せに立ち戻れるよ。
斎藤一人 著
『自分を生きる極意』より
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