
☆しあわせセラピー☆
【あなたはそのままで完璧だよ】
私たちは、絶対なる神様が作った存在です。
全能の神様によって生まれた魂なんだから、人は誰もがそのままで完璧であり、 欠陥人間なんていないんだよね。
人はとかく、「自分のここが嫌い」「あの人のこういうところがダメ」とかってアラを探し、レッテルを貼りたがるんだけど、本当はアラなんてない。
人はみんな、そのままで完璧です。
というか、そのままでなきゃダメなんだよね。
だって、「ここを直そう」「あの人を変えたい」と思うのは、神様を否定することと同じでしょ?
自分は、神様を否定できるほどの存在なのかって話なんです。
世の中には、嫌なやつがいます。
とんでもない悪党に出くわすこともある。
でも、その全員が、本当は完璧なんです。
悪党のどこが完璧なんですかって思うかもしれないけれど、見方を変えると、
「悪党がいることで、人の優しさが見える」
ということが言えるの。
ルールを守らない、人を傷つける。
そういうのは、誰がどう見ても悪い。
言うまでもありません。
でも、神様はあえてそれをこの世界に出してきたわけです。
ということは、単に悪者扱いするだけで済ませてはいけない、「何か」が隠されているんだよね。
じゃあ、この悪いことのなかに神様はどんな意味を含ませたんだろうって。
そこを考えることが、魂の向上につながるわけです。
わかるかい?
悪事というものがなかったら、人は「嫌だなぁ」と思うこともない。
誰かの痛みに触れることで、人は初めて「自分はこういうことはやめよう」と学ぶことができます。
そして悪いこと、人に嫌われるような振る舞いをした本人も、未熟な自分でなければ経験できないことがある。
今世、そういう未熟さが必要なんだね。
その意味では、嫌なやつも魂の成長過程で学んでいるだけです。
未熟であることが、今のその人にとって完璧なの。
やがて、「こういうことをすれば、自分も人も苦しくなる」と気づくときがくる。
その学びで魂が成長すれば、一歩、神様に近づきます。
だんだんに、悪いことをしなくなるものだよ。
悪く見えることも、この世界での大切な学びの一つ。
そういう考え方が基準になれば、人は目先のことに振り回されなくなります。
起きた出来事の深いところにある「神の真意」を汲もうとする人は、どんなことからも学んで、神様に近づいていく。
そしてそれは、自分が愛と光の存在であること、神の子であることのカケラを拾い集めるのと同じだから、学びを重ねるごとに幸せが深まっていきますよ。
斎藤一人 著
『27年後の変な人が書いた成功法則』より
https://a.r10.to/hNpLD4
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