
☆しあわせセラピー☆
【微差は大差。1位と2位じゃ大違いだ】
日本でいちばん高い山といえば、富士山です。みんな、知ってるよね。
富士山は日本の象徴であり、そこには、なにか不思議なエネルギーがあるような気がします。
目に見えないものを信じないタイプの人でも、富士山には手を合わせたりするんだよね。
うれしいときは、富士山を見ることでいっそう幸せを感じるし、苦しいときには、 富士山に慰められたり、勇気をもらったり。
日本人の心にはいつも富士山があり、ともに生きている感覚があるんじゃないかな。
ところであなたは、2番目、3番目に高い山を知っているだろうか?
登山家だったらスラスラ言えるかもしれませんが、そうでない大半の人は、恐らく簡単には出てこないと思います。
聞いたこと、調べたことはあっても、すっかり忘れているとかさ。
せっかくなので、ここで確認してみよう。
まず、2位は山梨県の北岳。
3位は、長野県と岐阜県にまたがる奥穂高岳です。
そんな名前の山があることすら、いまはじめて知った方も多いと思うのですが、それほどまでに2位や3位の影は薄い(笑)
悲しいけれど、これが現実です。
1位と、2位以下とでは、知名度に雲泥の差がある。
富士山の知名度って、少なくとも2位以下の100倍とか、1000倍ぐらいはあると思います。
魅力度なんかも加味すると、その差は途方もない。
じゃあ、1位の富士山は、2位の北岳より100倍も、1000倍も高いかというと、もちろん、そんなわけありません。
583mの違いなんです。
583mというとだいぶ違うように感じるけど、標高差は1・2倍にも届きません。
知名度は富士山のほうが100倍も1000倍もあるのに。
1.2倍だなんて、もはや誤差のレベルだと思わないかい?
でも、この微差が気が遠くなるほどの大差を生み出しているわけです。
オリンピックなんかでも、0コンマ何秒とか、1点の差で、1位と2位が決まることも珍しくありません。
実力としては間違いなく互角で、明日もう一度戦えば、逆転の結果になるかもしれないよね。
そんな紙一重の差で金メダリストと銀メダリストに分かれるわけだけど、大注目を浴びるのは、やっぱり金メダリストのほうです。
銀メダリストだって素晴らしいのに、 どうしても金メダリストのほうが、知名度ははるかに高くなる。
このように、どんな世界でも、微差は大差を生みます。
わずかな差に命を懸け、自己研鑽に励むアスリートですら、微差に泣くことがある。
それを思うと、小さなことを甘く見て気にも留めない人が勝てるわけない。
なにをしても、自分の目指すところにはたどり着けないと思います。
些細なことだからこそ、こだわって大事にする。
そういう人が圧倒的な魅力をつけるし、圧倒的な人気を得たり、圧倒的な売り上げを叩き出したりする。
成功は微差を追求した先にあります。
これを肝に銘じて、小さなことでもバカにせず、楽しみながらコツコツ積み重ねてごらん。
微差を大事にする人は、必ず、周りに大差をつけるときが来るのです。
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