しあわせセラピー

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☆しあわせセラピー☆
 

【謙遜と否定は別物だからね】

日本人は、もともと謙虚な気質があります。

相手の気持ちを考えられる、すばらしい感覚なんだよね。

ただ、それも度が過ぎると困ったことになっちゃうんです。

たとえば、あなたが誰かに褒められたとする。

そのとき、反射的に「いえいえ、 私なんて」とかって否定する人、多いんじゃないかな?

こういうのは、謙遜のようで、実は謙遜じゃないんだよね。

褒められたら否定するのがマナーだと勘違いしているの。

そもそも、褒め言葉を素直に受け入れないのは、かえって相手に迷惑なんです。

あなたは謙遜のつもりでも、相手にしてみれば、自分の言葉を否定されたように感じます。

すると、気を遣って「そうじゃないんですよ、本当に素敵ですよ」って、改めて褒め言葉をかぶせなきゃいけない。

言い直す手間をかけさせちゃうんです。

あなたが「ありがとう」と言うまで何度も褒めさせるって、こんな面倒くさいことはない(笑)

それでも、自分のことを否定するんだったらまだマシかもしれない。

タチが悪いのは、子どもへの否定なんです。

子どもと一緒にいるとき、よその人から「いい子ですね」って褒められた。

子どもは、褒められてニコニコ顔なの。

ところが、それを「全然ですよ。朝寝坊するし、忘れ物もひどいし」なんてぶち壊す親がいるんだよな。

これ、本当にやめてください。絶対、ダメです。

子どもは、親のことが大好きなの。

その親に否定されると、自信を失います。

いくら親が謙遜のつもりでも、子どもは人格否定されたように思うんだよね。

子どもには、世間の常識とか、そんなものは関係ありません。

聞いた言葉を、そのまま受け止める。

それが子どもです。

親が謙遜で心にもないことを口走ってるとか、本当は自分のことを信じているとか、そんなことまで想像できないんだよ。

言葉通りに、自分を「ダメな子」と認識してしまう。

この劣等感が、どれだけ子どもの人生に悪い影響を及ぼすか、親はわかっているんだろうか。

人が不幸になる最大の原因は、劣等感です。

しかも、本当に劣っているわけじゃないのに、勘違い、思い込みで、自分否定してるんだよね。

考えてみれば、すごく滑稽なの。

人はみんな神の子で、本来は、みんなそのままで完璧な存在です。

全能の神がつくるものに、不完璧なものはありません。

にもかかわらず、人間は、勝手に自分や人を不完璧だと決めつける。

そして、自分や人を捻じ曲げようとする。

だから心が苦しくなり、あちこちに不具合が出て不幸な世界に陥る。

その原因が、 思い込みや勘違いとも知らないで。

ひとりさんに言わせると、褒められたときは素直に感謝する。

こちらのほうが、よっぽど正しいマナーです。

余計なこと考えないで、褒められたら「ありがとう」「感謝してます」って言いな。

謙遜というのは、褒められたときに否定することを指すのではなく、感謝を忘れず、いばらないことだからね。

謙遜と否定は、まったくの別物。履き違えちゃいけないよ。

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斎藤一人 舛岡はなゑ 著
『感謝してます!波動を上げる奇跡の言葉』より
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