
☆しあわせセラピー☆
【だから私は甘い実のなるタネを植え続ける】
未来は、いま自分がなにを考え、どんな思いを持っているかで決まります。
そしていま自分の身に起きていることは、過去の自分がどんな波動だったかという、答え合わせです。
自分に起きたことはぜんぶ、自分に100%責任がある。
いま苦しい人は、過去に苦しい思いを抱えていたはずだし、いま幸せなら、過去の自分もやっぱり幸せだったはずなの。
自分のまいた「思いのタネ」が実りのときを迎えたら、よくも悪くも、必ず自分の手で刈り取らなきゃいけないんだよね。
人生という畑に、甘い実のなるタネを植えたら、やがて甘い実が収穫できます。
唐辛子みたいな刺激的なタネをまけば、収穫できるのはやっぱり刺激的な実なの。
タネをまいてもいないものは、絶対に刈り取れません。
これを「因果の法則」と言うのですが、実は、因果って今世だけの話じゃないんです。
過去世――つまり、前世とか、それ以前の人生で思ったことが、時を経て、いまここに出てくることもある。
たとえば、それほどいい波動とは思えない人に、突然、奇跡みたいな幸運が降ってくるとか。
あるいは、ずっと明るい波動でいる人が、考えられないような災難に巻き込まれたとか。
こういうのは、もしかしたら過去世の影響かもしれません。
でもね、仮にそうだとしても慌てることはない。
対処法は、いつも同じなの。
幸運に恵まれたからって、調子に乗って偉そうにしない。
天狗になって周りに不快な思いをさせてると、その波動で、この先に“転落人生”がつくられます。
せっかく過去世からの贈りもので幸運を受け取っても、すぐにそれを失っちゃうんだよね。
手にしたものを失うだけならまだよくて、最悪の場合、もとの場所より下に落ちることもある。
だから、「みなさんのおかげです」という感謝を忘れずにいることですよ。
そして、突然の不運に見舞われた場合は、そのことで波動をズルズル落とし続けないこと。
ここにどんな学びがあるんだろうって、明るい面を見るんだよ。
起きたことに振り回されないで学びを探せる人は、一時的に波動が落ちてしまっても、すぐにまた上を目指せます。
明るい波動、幸せな現実を取り戻せるからね。
因果に悪いイメージを持ち、恐がる人もいます。
たしかに、過去世の自分がしたこと、考えたことは、今世の自分にはどうにもできないことだから、その気持ちはわからなくもない。
でも、ひとりさんなんかはむしろ、因果の法則ってオトクなものだと思うよ。
なぜなら、いまここで自分が楽しんでいれば、過去の悪い波動をなかったことにできるし、今世はもちろん、来世や、さらにその先に向けても「幸運貯金」ができるわけだからね。
いまの自分から、未来の自分に贈りものができるなんて最高じゃない?
未来の自分が、いま以上にラクに生きられる、ますます幸せでいられると思うと、 こんなオトクな話はありません。
だから私は、せっせと甘い実のなるタネを植え続ける。
今日も明日も、楽しい欲を自分にゆるし、思う通りに好きなことをするのです。
斎藤一人 著
「自己肯定感」最強の法則」より
https://a.r10.to/hP4PLy
コメント