
☆しあわせセラピー☆
【人はみんな自分の人生をわかっている】
人間の魂は、消えてなくなることがありません。
いまの自分に与えられた肉体は今世だけのもので、死ぬときには魂が肉体を抜け出し、神様のもとに帰ります。
肉体は、魂を入れる器みたいなもの。
もっと言うと、洋服と同じなんだよね。
私たちは日々、いろんな洋服を着たり脱いだりしますが、服を着るのは、いつも同じ自分です。
昨日と違う服を着たからって、なかに入っている自分まで変わることはないでしょ?
魂も、肉体という洋服を着替えているだけで、魂まで入れ替わることはありません。
でね、この世で死を迎えた魂は、いったんあの世に帰るわけだけど、すぐにまたこの世界に戻ってくるわけじゃないんだよね。
あの世で、やるべきことがある。
それはなにかと言うと、まずは今世、どんな体験からなにを学んだか、どれだけ魂を磨いたか、そんなことを神様に報告するんです。ようは、今世の総括だね。
それが終わると、次の人生(来世)はどんなふうに生きるかを考えます。
たとえば、今世では我慢しないことを学んだから、来世は、人の痛みがわかるような試練を乗り越えよう、とか。
これが決まったら、「ソウルメイト(魂の仲間)」との会議が始まります。
神様は、たくさんの魂をグループごとに分けています。
たとえるなら、魂の「家族」みたいなものなんだけど。
人間の家族は、多くてもせいぜい10人ぐらいだろうけど、魂の場合はだいぶ規模感が違って、かなりの数が一つのグループに属します。
この、同じグループの魂が、みんな自分のソウルメイトになります。
ソウルメイトとは、永遠に行動をともにします。地球では、生まれ変わるたびにいろんな関係性に変わりますが、どこかでかかわりを持ちながら、ずっと一緒に生き続けるんだよね。
つまり、あなたと親しい間柄にある人は、みんなソウルメイトなわけだ。
ソウルメイトとは、あの世にいるときに、いろんな役割を決めます。
「今世は会社の上司と部下だったけど、来世は姉妹でいかない?」
「あなたとはまだ親友になったことがないから、来世はそれでどうかな?」
こんなふうに、魂はそれぞれ人生という舞台のシナリオを決めて、そのキャスティングをソウルメイトと話し合うんだよね。
これで、来世の自分の役や、大筋のシナリオ、かかわる人たちが決まるわけです。
そして地球に生まれたら、このシナリオに沿って生きる。
いま、ここにいる私たちも、あの世にいるときに自分で決めてきたシナリオ通りに生きているんだ。
人生のシナリオは、必ず自分で設定します。
だから、みんな本当は、自分がどんな人生を生きるかってことを知っています。
ただ、それを覚えていると学びは得られません。
それに、感動や驚きもなくなっちゃうじゃない。
修行にもならない、面白くもないんじゃ、なんのために地球に来るのかわからないでしょ?(笑)
だから神様は、私たちがこの世に生まれるときに、いっさいの記憶にアクセスできないようにしてくれます。
魂はすべてを心得ているけれど、地球にいる間は、肉体が持つ脳の方が強く働くことで、魂から詳しい情報が伝わらないようになっているんだ。
でもね、そのなかでも、魂は重要なポイントを私たちに伝えてくれます。
そのサインが、感情です。
ワクワク、喜びといった明るい気持ちになったら、「それで間違いないよ」「どんどん進んで」というお知らせです。
その反対に、苦痛や不快感を覚えたときは、「ダメダメ、そっちは危ないよ」「ストップして!」というメッセージです。
こうしたサインをもとに進む方向を決めたら、まず間違いありません。
魂は、いつだってあなたが幸せになれる道を指し示してくれます。
あとは、あなたが自分の心に電気をつけて、その声によく耳を澄ませることだよ。
斎藤一人 著
『明るい人だけが成功する』より
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