
☆しあわせセラピー☆
【正しいのは「ギブ・アンド・ギブ」】
ギブ・アンド・テイク、という言葉があります。
人にあげてばかりとか、もらいっばなしじゃなくて、相互にトクしようよっていう意味だよね。
一見、ギブ・アンド・テイクで生きるのが人間として自然なように思うでしょ?
だけど、ひとりさん的に言うとちょっと違う。
神的に生きようと思ったら、
ギブ・アンド・ギブ
が正しいんです。
自分にできることをして、ひたすら人を喜ばせる。
人生はそれでいい。
テイク(受け取ること)なんて、実は考える必要はありません。
なぜかと言うと、ギブ、ギブ、ギブ・・・・・・って、与えることだけを繰り返していると、勝手にその何倍にもなってテイクが返ってくるからです。
結局、ギブ・アンド・テイクと同じじゃないですかって思うかい?
それが、全然違うんだよ。
ギブ・アンド・テイクには、どこか「与えた相手からは見返りがあって当然」というニュアンスが感じられます。
だけど、ひとりさんの言うギブ・アンド・ギブは、相手からなにも返ってこなくていいという大前提なんです。
「あげたんだから、あなたも返してね」っていう気持ちは微塵もない。
簡単に言うと、見返りを求めてしまうぐらいだったら、最初からしない。
見返りが欲しいのは、大なり小なり、自分が負担を感じながらそれをやってるってことなんだよね。
こっちの身が削られたんだから、その穴埋めはしてよってなるのが見返りです。
それに対して、自分が「してあげたい」と思ってすることには、穴埋めを求める気持ちなんてないの。
してあげたことで、もう満足なんだよ。
たとえるなら、ギブ・アンド・ギブって親が子の世話を焼くような感じだよな。
子どものオムツを替えてやったからって、お返しを求める親はいないでしょ?
しいて言えば、子どもの満足気な顔とか、笑顔が見られたら、それで十分だと思います。
それと同じで、自分がしてあげたくてしたことなら、相手の喜ぶ顔、ひと言の 「ありがとう」があれば、それが最高のお返しになる。
そして、見返りを求めない関係は、相手にしてみたらこれほど気楽なものはありません。
爽やかな関係性ができるんだよ。
そんなことしたら、相手は図に乗りませんか?いいように利用されるんじゃないですか? そんな心配をする人もいますが、それも違うの。
相手に軽く見られるのは、自分に我慢をさせながら奉仕するからです。
さっきも言ったように、ひとりさんのギブ・アンド・ギブは、自分に我慢させることはありません。
負担のない範囲でする―――つまり、まずは自分に、ギブ、ギブ、ギブで、そのうえでほかの人にギブなの。
その結果、もし相手が図に乗って次々に理不尽な要求を出してきても、「それは無理だよ」ってハッキリ断るだけです。
そうすれば、相手は二度と、なめたことを言わなくなります。
なめられるのは、相手の不当な求めに応えてしまうからです。
自分のことは、誰よりも大事にしなきゃいけません。
行きたいところへ連れて行ってあげたり、おいしいものを食べさせてあげたり。 まず、それを自分にしてあげるの。
自分とは、生涯離れることができません。
死ぬまで一緒だし、魂的な話で言えば、 永遠にともに生きる存在なんだよね。
いちばん身近で、誰よりも自分を理解してくれるパートナーです。
そんな自分をないがしろにして幸せになれるわけがないし、幸せじゃない人が、ほかの人の世話どころじゃないでしょ?
自分で自分を満たしてあげたら、人に機嫌を取ってもらう必要がない。
だから、見返りを求めない愛が出せます。
幸せな自分が、人を喜ばせることができたら、ますます幸せなんだよね。
ただ、愛をもらった人はたいてい、「私もなにか、素敵なお返しができないかな?」となる。
しかも、こちらが出した以上の愛を返してくれることも珍しくありません。
だから、結果的にはギブ・アンド・テイクになるわけです。
もちろん、自分のことで手一杯の人は、愛をもらっても、お返しどころじゃないかもしれない。
それでもいいんだよ。
ギブ・アンド・ギブの人は気にしない。
でもね、そういう人を放っておかないのが神様です。
愛を出した相手からはお返しがなくても、神様が、まったく関係ないところから思いもよらないお返しを出してくれる。
素晴らしい人に出会ったり、出世の話が出たり、富を得たり。そういうことが起きるのです。
だから、まずは自分を大事にすることだよ。
いきなり贅沢をしろとか、そんな話じゃないの。
たまに数百円のスイーツを買うとか、1時間だけ好きなドラマを観るとか、いま自分にできるささやかなこと、いろいろあるじゃない。
それをやればいいんです。
明るい未来は、いつだって小さな行動からつくられる。そういうものだからね。
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