☆しあわせセラピー☆
生きていればうまくいかないことはあるし、落ち込むときもある。
いいこともあれば、問題も起きるのが人生だよね。
でも、そのどれもが意味のある出来事なんです。
その昔、ある雨の日に恵美子さんが「今日は雨で嫌になっちゃうなぁ」とこぼしたことがあったんだって。
私は全然覚えていないんだけど(笑)
それで、恵美子さんが言うわけ。
「あのときひとりさんが言ってくれた、“雨の日もよしだよ。天気の日もよし”という言葉を、ずっと大切にしてます」
天気がいいか悪いかを決めるのは、いつだって自分の心なんだよね。
そして、こういうちょっとした意識が日常をつくり、日常の連続が人生となる。
雨の日はジメジメして過ごしにくかったり、足元や洋服が濡れたりして不快感があるかもしれない。
だけどそれで終わっちゃうと、単なる嫌な日になるだけでしょ?
これを、たとえば女性ならおしゃれなレインコートやレインブーツを身につけるとか、お気に入りの傘をさすとか、なにか雨の日だけのお楽しみをつくると気分も 上がるんじゃないかな。
むしろ、「早く雨の日が来ないかなぁ〜」なんて待ち遠しくなったりさ。
そうすると、雨の日が途端に「楽しい日」「いい日」に変わる。
ひとりさんの場合だと、冬の寒い日に外出するのがおっくうになると、こう考えるんです。
どんなに寒い日でも、外を歩いていると、おしゃれのために寒さに耐えながらミニスカートをはいている女性が目に入る。
「こんなに寒い日に、俺のために足を出してくれているんだなぁ(笑)」
で、女性がこんなにがんばってくれているんだから、ちょっと寒いくらいで私も泣きごとなんか言ってられないぞって。
なんでもそうなの。
ぜんぶ自分に都合がいいように解釈して、いかに自分で自分の機嫌を取るか。
これが人生を決めるんだよね。
みんな、へんてこりんな妄想をしちゃいけないとか、不謹慎なことを考えちゃいけないとか言うけど、想像は自由なの。
人に迷惑をかけるわけでもないでしょ?
それよりも、あなたの機嫌が悪くてブスっとしてる方が、よっぽど周りは迷惑するんです。
子どものときみたく、「ふわふわ」で自由に想像の世界で遊びな。
それで毎日が楽しくなれば、楽しい仲間が集まって、 楽しい仕事ができる。
もっと楽しくなる知恵が出てきて、大成功しちゃうよ。
斎藤一人 柴村恵美子 著
『龍の奇跡を起こす ふわふわの魔法』より
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