しあわせセラピー

☆しあわせセラピー☆

【ひとりさん】
人は本来、神様と同じ軽やかな波動を持っているんだよね。

なぜかというと、私たちは「分け御霊」といって、神様から命を分けてもらってこの世に生を受けているからです。

もとをたどればみんな神様だし、どんな人の魂にも神が宿っている。

神である人間が、愛がなかったり暗かったり、重苦しい波動なわけがないよ。

【恵美子さん】
そうだよね。確かに、赤ちゃんを見ると誰もが目尻を下げ、なんとも言えないやさしい気持ちになれるよね。

あれは、まだこの世にやってきたばかりの赤ちゃんが、神様と同じ波動だからですね。

まぶしいほどの愛と光の波動で、人を一瞬にして幸せな気持ちにしてくれますね。

世のお父さんやお母さんがよく「子どもは天使そのもの」「可愛い笑顔や寝顔を見るだけで、疲れなんて吹き飛ぶ」と言うのも納得だなぁ。

【ひとりさん】
そうだね。ところがこの世に生まれてしばらくすると、周りの大人たちから、愛の光が消えるようなことを教え込まれるんだよ。

本当は生まれてきたときの自分のまま生きたらいいのに、「勉強しないと社会で落ちこぼれになるぞ」とか、「みんなと同じようにしなきゃ社会からはみ出し者になるよ」などと我慢や努力を強いられ、間違った常識でがんじがらめになり、だんだん心が重くなっちゃうんだね。

【恵美子さん】
そうだよね。子どものときは「ふわふわ」と、自由な発想で望みさえすれば何にでもなれると思ってたもんね。

でも、自分の「こうしたい」よりも周りに合わせることが求められ、いつしか本当の自分を否定してしまい、自信を失い、「私なんかに夢が叶えられるはずがない」という思い込みで夢をあきらめてしまったり、夢に向かって一歩踏み出したとしても、試練に直面して挫折したりするんですよね。

【ひとりさん】
だけどさっきも言ったように、その試練はなにかの罰や苦行じゃない。

ぜんぶ、自分を成長させるための大切な経験として起きているだけなんだ。

困ったことは、「これは間違っているんだな」「そういう考え方もあるんだな」という気づきのために起きているわけだから、学びを得たら問題はすぐに消えるし、どんどん人生のステージを上がっていく。

【惠美子さん】
これができるのが、「ふわふわ」で心の軽い人なんです。そうすると、すぐに明るい考え方に切り替えられるよね。

反対に、心の重い人は試練の乗り越え方がわからないから、起きた出来事に振り回されて、「どうして私はいつもうまくいかないんだろう」「私はダメなんだ」って、ますます心が重くなるんだよね。

そんな時こそ「ふわふわ」で心を軽くして欲しいですね。心がリセットされて子どもの頃のようにワクワクしながら夢を追いかけられると思うから。

【ひとりさん】
そうすると、今ここから本当に自分が望む未来を実現させることができるし、人生の目的地も変わる。

今まで考えもしなかった楽しい人生がはじまるよ。

斎藤一人 柴村恵美子 著
『龍の奇跡を起こすふわふわの魔法』より
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