☆しあわせセラピー☆
前に、ある人から「願い事をノートに書くと叶いやすい、というのは本当ですか?」って聞かれたことがあるんです。
それでうまくいった人はたくさんいるみたいだし、書くことが有効なのは確かなんだろうね。
でも、ひとりさん自身はやったことがない(笑)。
だけど私は、自分が願った以上の現実を手にしました。
上気元でいたら、欲しいものはすべて手に入るし、なんだって叶えられるんだよ。
もちろん、「こうなりたい」という理想を文字や絵で残す方がしっくりくるとか、自分がそうしたい場合は、書くのがいちばんです。
無理にひとりさんの真似をする必要はありません。
でも、書くことが苦手だったり、気乗りしなかったりするのなら、波動(思い)だけで人生貫いたっていいと思います。
実際、私のようにそれでうまくいっている例があるわけだからね。
ただ1つだけお伝えしておくと、書く派の人も、ただ書けばいいってわけじゃな いんだよね。
どんな気持ちで書くかが重要で、そこが抜けちゃってると、思うような結果にはならないだろう。
ここは波動の世界だから、機嫌よく書いたのか、心配しながら書いたのか、疑いながら書いたのかで、まったく未来は違ってくる。
不機嫌な状態で書いても、理想通りの未来は訪れないと思います。
ひとりさんの考えを言わせてもらえば、書くことって、上気元になるための1つの手段なんだよね。
手を動かして書けば、頭で考えるより現実感が得られやすいから、それによってワクワクする。
だから書くことに意味があるのであって、こういう明るい気持ち、楽しい感情が欠けてしまったら、単なる備忘録になっちゃうわけです。
それと、こういう話になると、多くの人が「どの程度の理想まで願っていいですか?」「欲張り過ぎはダメ?」とかって気にするの。
まったく心配しなくていいです。
欲があるのは、少しも悪いことではありません。
自分も周りも笑顔になるんだったら、どこまで欲を膨らませてもいいんだよ。
人間に欲があるのは当たり前。
欲はあった方がいいし、欲がなくなると生きていけません。
日常生活は、大なり小なり「ああしたい」「これがいい」っていう、欲がベースになった選択の連続です。
それがなくなっちゃうと、なにを選んだらいいのかわからなくなるし、正直、生きる意味すら見失ってしまうよ。
命ある限り、この世界を楽しみ、味わい尽くすのが人間の定めです。
それを下支えするのが、自分の欲だからね。
欲があるおかげで楽しみが生まれるし、笑顔にもなる。
欲はある意味、上気元の源泉。私はそんなふうに思っています。
斎藤一人 著
『幸せ波動、貧乏波動』より
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