
☆しあわせセラピー☆
【みっちゃん先生】
最近、世の中が急激に変わっていることもあり、その不安やストレスで不眠に悩む人が増えているんですって。
睡眠不足は体調不良に直結し、それだけで不機嫌になりやすいと思います。
機嫌よくいるためには、毎日しっかり眠り、睡眠の質を下げないこともポイントになりますね。
【ひとりさん】
眠りが足りないと、それだけで心身の健康は損なわれちゃうからね。
なのに、不眠は病気じゃないとか軽視されやすいところがある。
よく“不眠症のつらさはふつうの人にはわからない”と言われるように、周囲になかなか不眠のつらさを理解してもらえなかったりします。
だけど、不眠による影響って想像もつかないぐらいのダメージがある。
だから睡眠の質が悪くて悩んでいる人は、放っておかないできちんと対処した方がいいよね。
ひとりさんの話をすると、俺はいつも眠りが充実しているし、不眠に悩んだこともありません。
その経験から言っても、睡眠には精神的な安定が欠かせないことはまず間違いない。
そしてさらに、そこには栄養の問題も考えられると思います。
栄養が足りていないのに、それを心の問題だと思い込んじゃう人がいるんだけど、そうじゃないこともけっこうあるんだよ。
心と体は表裏一体と言われるように、心も体の一部。
栄養のバランスが悪くて体に不調が起きると、それは心にも影響するだろうね。
【みっちゃん先生】
昔、私はうつ病になったことが あって、それは私生活でいろいろあったせいだと思ったんです。もちろん、それも一因ではあるでしょう。
でも、ひとりさんが言ったの。
“みっちゃん、肉食いな”って。
お肉はパワーの源だから、心の病気なんて吹き飛んじゃうよって。
人の体をつくるいちばんの栄養素は、たんぱく質です。
そのたんぱく質が豊富なお肉を食べて、元気にならない人はいないからって教えてくれましたね。
それで毎日のようにお肉を食べ出したところ、みるみるうちに元気が出てきて。
ひとりさんの言うように、本当に明るい気持ちになったんです。
【ひとりさん】
栄養が足りないと体の機能が鈍るし、ホルモンバランスなんかも崩れる。
そうすると、睡眠だって不安定になるんだよね。
睡眠不足になれば、当たり前だけど疲労がたまる。
疲れているのに機嫌よくしろって言われても、それは無理だよな。
その反対に、睡眠が整えば生活も整うし、心も軽くなる。
ふつうにしてるだけで、機嫌よくいられる時間が長くなってくるよ。
【みっちゃん先生】
睡眠を充実させるには、どんなふうに栄養管理をすればいいですか?
【ひとりさん】
俺は医者ではないから、あまり具体的には答えられないけど、体の調子が悪いときっていうのは、まず腸内環境を整えるといいんです。これは、多くの医師が言ってることなの。
腸内にはたくさんの菌がいて、そのなかでも善玉菌(体にいい菌)を増やし、悪玉菌(体に悪影響を及ぼす菌)を減らすといいんです。
その作用がある食品は、インターネットで検索したり、かかりつけの病院で聞いたりすれば簡単にわかることだから、それぞれで調べてみてください。
ここ数年、“腸活”という言葉をよく耳にするようになったと思うけど、腸というのは、体の健康にもっとも大きな影響を及ぼす内臓です。
腸を制すれば、健康を制する。
そんなふうにも言われるぐらいだから、根本的に体の調子を整えたかったら、腸内環境を整えるといいと思いますよ。
斎藤一人 みっちゃん先生 著
『成功したのはみんな龍のおかげです』より
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