☆しあわせセラピー☆
〔みっちゃん先生〕
機嫌よく過ごすには、自分にとってなにが心地よいかを知ることがポイントになります。
それが見つけやすくなるコツみたいなものってありますか?
〔ひとりさん〕
これはもう、自分で見つけるしかないよね。
だってさ、俺の心地よいことが、みんなにとって同じように快適かって言うとそうじゃない。
こういうのは、1人ひとり違うものだからね。
まずは、機嫌のいいときの自分と、どうしても機嫌よくできないときの自分の気持ちを、よーく観察してみな。
なぜ、いま自分は気分がいい(悪い)んだろうって。
そうすると、自分の好き嫌いがだんだん見えてきます。
それを踏まえて、自分ができるだけ機嫌よくいられる環境をつくればいいよね。
〔みっちゃん先生〕
私が昔から意識し続けているのは、日常のちっちゃなことでも、自分に我慢させないってことかな。
“本当はあれが好きだけど、人目が気になるからこ つちで我慢しよう”とか、そういうのは極力しません。
我慢ほどストレスになるものはないんですよ。我慢は自分へのイジメだから。
いつでも自分の好きな方、楽しそうな方を選ぶ。
これがご機嫌でいる秘訣だし、どんどん生きることが楽になります。
〔ひとりさん〕
機嫌の悪い人ってさ、こんなことしちゃいけないとか、ああしなきゃいけないとかって、へんてこりんな観念で自分に我慢させすぎなの。
そんなことしてるから、おかしくなるんだよね。
そりゃあ、人に迷惑をかけることはダメだよ。でもそうじゃないんだったら、いくらでも自分を甘やかせばいいし、自分にいっぱいご褒美をあげなきゃ。
自分のことは、自分がいちばん可愛がるのが本当なんです。
自分ですら自分を可愛がらず、我慢ばかりさせていたら、ほかの人が大事に思ってくれるわけがないよ。
〔みっちゃん先生〕
それに、多くの人は間違った解釈をしているところがあります。
いいことがあれば笑えるけど、嫌なことしかないのにどうやって笑うんですかって。
それ、実は順番が逆なのよね。
〔ひとりさん〕
そうだね。いいことがあったから機嫌がよくなるんじゃなくて、機嫌のいい人に、いいことが起きる。
これが宇宙的に正しい順番だよな。
いいことがあって初めて機嫌がよくなるとか、感謝するとかって、そんなの当たり前なんです。
この世での修行というのは、なんでもないときに、いかに機嫌よくできるかなの。
で、その難しい修行に果敢に挑戦して、ちょっとでもできたら神様がマルをくれるんだよ。
龍が笑って、最強の応援団長になってくれる。
ここを間違えちゃいけないんだ。
斎藤一人 みっちゃん先生 著
『成功したのはみんな龍のおかげです』より
https://a.r10.to/hkHLRP
コメント