しあわせセラピー

☆しあわせセラピー☆

がんばって努力しても仕事がうまくいかなかったり、出世できない人がいます。

その一番の原因は、その努力が自分のためだけになって、それで他人のためになることを考えてないからです。

自分のことばかり考えている人を世間は相手にしません。

自分のことばかり考えている人は神様が相手にしないんです。

会社でいえば、自分の会社だけが儲かればいいという考え方では、絶対にうまくいきません。

仕入先も利益を出して儲からないとダメだし、従業員も生活していかないといけない。みんなのことを考えないとダメなんだよね。

それで、自分一人をしあわせにするのも大変なのに、みんなのしあわせも考えないといけないとすると何倍も大変だと思うかもしれないけれど、そうではありません。

なぜかといえば、そこに神様の力が加わるから。

神様からの知恵を引き寄せることができるんです。

これを“叡智”というんだよ。

具体的にいうと、自分によくて、会社にもよくて、取引先もよろこんで、世間の人たちにもよろこばれるほどいい。

そして神様がマルをくれるようなことをしていたら、 ひらめきが湧いてきます。

また、なぜか書店に行きたくなって、そこで気になる本が見つかり、それを買って読んでみると、そこに問題解決の方法が書かれていたりします。

電車でとなりの人たちが話している会話を聞いて、いいアイデアを思いつくこともあります。

これが「引き寄せ」なんです。

神様からの「引き寄せ」は、成功やしあわせそのものよりも、成功やしあわせにつながる種や知恵が引き寄せられるのです。

だからつねに自分が良くて、相手が良くて、世間が良くて、神様がマルをくれるような「四方よし」の考え方をしていれば、あなたは必ず出世します。

そんな人のことを会社の社長が放っておきませんし、取引先も放っておきませんし、なにより神様が放っておきません。

がんばっても努力してもうまくいかないんだとしたら、それは「なにかが間違って いますよ」という合図なんだよね。

そういうときはまず自分のためになっているかを考え、その次に相手のためになっているか、世間のためになっているか、そして神様がマルをくれるかを順に考えてみ ましょう。

そうやって一つ一つ、よくしていけばいいのです。そうすれば必ず起こる出来事が変わります。

斎藤一人 柴村恵美子 著
『百発百中』より
https://a.r10.to/h4tWhi